バンコクでデータ通信 2013年12月版
前回ご紹介したdtacの「Happy Tourist SIM」ですが、それに追従する形で他社も同様のツーリストSIMを発売し始めたようです。
空港に販売カウンターがあって入手しやすい通信会社としては、下記の3社があります。
True:
「3G Tourist Inter SIM」を発売。こちらは7日間299バーツで、データ無制限。3Gは2100MHz/850MHz帯で対応しているみたいです。
AIS:
「3G Traveller SIM」を発売。こちらも7日間299バーツで、1GBまで3Gのデータ通信速度(42Mbps)で利用できるそうで、それ以降も64kbpsと速度制限はありますが、無制限での使用が可能のようです。3Gの周波数は2100MHz帯で、900MHz帯でも対応しているようです。
追加チャージすることで期間や通信量の追加もできるようです。
dtac:
「Happy Tourist SIM」は7日間299バーツ。1GBまで3Gのデータ通信速度(42Mbps)で利用でき、それ以降は384kbpsと速度制限付きで無制限の使用が可能です。
追加チャージすることで期間や通信量の追加もできるようです。
3Gは850MHz帯を使用しています。
それぞれに音声通話も含まれているっぽいので(100バーツほど)国際電話もお値打ちな通話料で利用できそうです。ネットがつながれば、国際電話の利用もしなくてよい時代ですけど…
あとは、MBKなどの電気街で購入可能なSIMとしては
i-mobile:
「i-mobile 3GX」は30日間199バーツで1GBまでのデータ通信が使用できます。
周波数は2100MHzなので、3G対応するスマートフォンならほとんどで使用できるようです。
ちなみに店頭在庫があればコンビニでも購入可能みたいです。
MVNOなので料金的には一番お値打ちですね。
注意点としては対応する周波数とSIMの大きさです。お手持ちの機器で使用可能かどうか、あらかじめ確認しておくとよいですね。空港のカウンターなら旅行者慣れしていますから、それなりに対応してくれると思います。ただし、お目当てのSIMが売り切れだったり、時間帯によって行列しているので少々時間が必要な場合もありますのでご注意を。
各旅行者用のSIMは、街中のサービスショップやコンビニでも購入可能な場合があります。ただし、値段には注意してください。定価以上に値札を上げていることもありますので(^^; そういったお店では「高いね。まけてよ」と交渉してみてください(笑)。定価まで下がらなかったら、そこでの購入は避けた方がよいでしょう。
TITC2014が開催されるHUGE R/Cサーキットは、バンコク中心地から離れたところにあるので、エリアが気になるところですが、2013年12月時点でdtacの3G(850MHz)は使用できました。2Gは各社フルカバーされているようですので、全く通信できなくなることは無いと思います。
TITC会場のWiFiは、利用可能だとしてもレース参加者が大人数なのでほとんど利用できなくなります。
レース中にもネットを利用したい場合は、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。
SIMフリーでテザリング可能なスマートフォンやWiFiルーター(イーモバイルD25HWなど)を用意できるなら、約200~300バーツ(約700~1000円)で、1週間の無制限データ通信が可能になりますね。
携帯電話の国際パケ放題を利用するのはもったいない値段です(^^;
上記の情報は販売終了やプラン変更等で実際の利用状況と異なる場合があります。
利用時に必ず確認してください。